2021.08.27   閲覧数:149  ブックマーク数:0

新潟でんき基金(2020年度積立分)の使途報告② NPO(特定非営利活動)法人ピュアはーと

〜 特性(障害)をお持ちの方々を支える活動への賛助支援〜

地域循環型の電力「新潟でんき」を販売する新潟エナジー株式会社(本社:新潟県新潟市、代表:佐々木 拓海)は、新潟でんき基金(契約件数に応じて販売収益の一部から積立てを行っている独自基金)の2020年度積立分(2020年04月01日~2021年03月31日)の使途について取締役会にて協議を行い、複数選定いたしました。


今回はその一つ、特性をお持ちの方々やその家族を支える活動を行っている特定非営利活動法人「ピュアはーと」(長岡市)へ賛助しましたことをご報告すると共に、その理由を以下にてご紹介いたします。


【特別な支援が必要な子どもと生活する、地域に住む親の集いから】

「子どものことを知ってもらいたい」

この言葉は、ピュアはーとの前身「特別な支援が必要な子どもをもつ親の会」が発足することとなった思いです。ピュアはーとは、長岡市の青葉台という住宅地に住む障害(以下、「特性(障害)」)を持つ子どもたちと共に暮らす親の”思い”から生まれました。

いわゆる発達障害と呼ばれる特性をもつ子どもたちは、物事を伝えることや言葉にすることが苦手です。ましてや「表情を読む」ことや「空気を読む」といった大人でも難しいことの敷居は余計に高くなります。

そのような子どもたちと共に生活をする保護者であれば、その特性(障がい)に合わせて生活を送ることを意識するでしょうし、それは「家族」として生活を共にする人であれば自然と取る態度でしょう。

自分の家族だったとしても、人格が異なる以上は意思疎通が完全に図れるわけではありませんから、それを踏まえた上でコミュニケーションをとり、お互いの落としどころや方向性を一致させつつ、生活を送ります。

特性(障がい)があろうがなかろうが、関係なく、人同士であれば当然のように行うコミュニケーションです。

ただ、家族以外ともなればそう簡単にはいきません。外見では判別がしづらい特性(障がい)を抱えている場合には特別な支援が必要で、さらに一般的な言葉や表情を読み取るだけでなく、さらに踏み込んだ配慮や特性を踏まえた工夫が必要なのです。

だからといって、特性を抱えている人がコミュニケーションの輪から弾かれていい理由にはなりません。

特性をもっていようがいまいが、人が寄り集まれば地域内のコミュニティ(寄合)となります。そのコミュニティには、特性をもっている人もいれば持っていない人もいますが、「特別な支援が必要な子どもをもつ親の会」は、まず親同士という「仲間」をつくることと、互いに助け合うための「情報交換」を目的として結成されたコミュニティです。

そこから地域での賛同者と仲間を募り、事業として障がい者支援を行っているのが、今回、新潟でんき基金の使途先である「NPO法人ピュアはーと」です。


【地域での賛同者が増えてできた社会体験活動】

当事者たちだけで発足した親の会にも、その活動を聞きつけて助言や助力をくれる地域に住む賛同者が出てきます。賛同者が増えてくるに従い、会の中で親たちが企画した活動を賛同者と子どもたちが一緒に活動をする機会を得ることができるようになりました。

それが親の会時代から現在のピュアはーとになってからも取り組む「社会体験活動」です。

たとえば、街の中に落ちているゴミを拾いつつ、すれ違う人たちに「こんにちは」とあいさつすること。あいさつをすることが難しい子たちも、活動を繰り返すことで徐々にできるようになり、自身が成長を実感しますし、支援する大人たちもそれを認めて本人に伝えます。

地域内で賛同者が増えるのと同時に、子どもたちを見守る大人の数が増えることになりますから、活動の範囲を広げることができます。これにより、家族以外の大人たちとのかかわりが増えること、いろいろな場所やものに触れる機会を増やすことにつながっていきます。

それらができるようなった結果、明らかに子どもたちの成長につながっていることを子どもたち本人はもちろん、その家族を含めて実感することができました。

地域における賛同者の存在こそが「親」たちに勇気と自信を持たせることとなり、ゆくゆくの法人化へとつながっていくこととなるのは言うまでもありません。

地域での賛同者が徐々に増えてきた親の会は、自分たちから「地域のためになること」を能動的に取り組んでいく方法として活動を「事業化」、つまり法人化することを目指しました。

取り組む事業は三つ。

子どもたちから大人まで、特性(障がい)を抱える人たちの大変な気持ちや不安を受け止める居場所や機会を用意し、軽作業や余暇活動を通じ、人とのかかわりを学び、趣味を通じて興味の幅を広げつつ地域の方々との触れ合いを提供する「地域活動支援センター事業」。

親の会時代から大事にしてきた「社会体験活動」を柱にし、日々子どもたちと共に外活動(遊びや体力作り、音楽活動等)や軽作業、お手伝い、学習等を行い、人とのかかわりやコミュニケーションを大切にした体験や経験の機会を提供する「放課後等デイサービス事業」。

様々な特性(障がい:身体・知的・精神・発達等)のある方の計画相談を行い、日々、利用者の方やそのご家族、地域にお住いの方々の困りごとを受け、その方々に寄り添いながら解決方法の模索と支援をする「相談支援事業」。

これらの事業を通して、それまで特性(障がい)を抱える人たちと接点がなかった方々や教育関係者などから「力になりたい」と声をかけてもらえるようになります。

今では、地域活動へ積極的に参加してくれる地域にお住まいの方の中には顔なじみとなる方も増え、共にピュアはーとの活動を支えてくれる非常に心強い仲間となりました。


【特性(障害)がある=機会を失ってもいい、ではない】

ピュアはーとの役員や理事の方々は「親の力だけでは限界がある」ことを知っていますが、「特性(障害)があるからといって機会が損なわれてもいい」理由にはなりません。

その状況を生み出さないため、地域との協力や協働が必要になるのは当然の話ですが、特性(障がい)を抱える人たちへ経験や体験の機会を提供するためには支援する人の絶対数が必要です。特性(障害)をもつ子どもたちであれば尚更であることは言うまでもありません。

ピュアはーとでは、国が定める基準よりも多くの人員を配置し、子どもたちに可能な限り多くの経験と機会の提供をし続けることを意識して取り組み続けています。

「利用されている子どもから大人の方までの居場所をつくるのは運営している我々の責務です。地域で徐々に受け入れられること、受け入れてくる人を増やし、結果として地域で彼らと一緒に「生活していく」ことこそが大事。これからもがんばっていきたいです。」と理事長の栗林さんはまっすぐな目で答えてくれました。

自分たちが大事にしている思いを地域に投げかけるだけでなく、事業だけを取り組むでもなく、地域との関係を育もうと懸命になって取り組んでいる姿勢に感銘を受けて今回、賛助という形で支援させていただきました。


■ 特定非営利活動法人「ピュアはーと」について

地域で支援を必要とする特性を持っているがために生きづらさを抱えてしまっている方々の支援を行う「地域活動支援センター事業」や、特性を持っていることで支援を必要とする子どもたち(学齢期)の支援を行う「放課後等デイサービス事業」、そして、、特性を持っている方の立場に立った適切な計画相談を行い、当事者、その家族、地域の方々からの相談に乗ってともに解決を考えて寄り添う「相談支援事業」を行うNPO法人。

地域に住む特性を持った子どもたちの保護者が集まり「特別な支援が必要な子どもを持つ親の会」として2010年に設立され、徐々に対象となる方々を当事者だけでなく家族や地域の方々にまで広げ、日々、丁寧に利用者の特性へと向き合ったうえで、利用者やそのご家族が”その人らしく”過ごせるよう支援活動を行っています。

NPO法人ピュアはーとWebサイト http://www.nct9.ne.jp/pure-heart/index.html

■新潟でんきについて
「新潟でんき」は当社が販売する地域電力ブランド名です。東北電力の供給する電力はそのままに電気料金を安価にすることを実現しています。大きな特徴は新潟県内の各地域で多様な業種の地域企業が株主として参画していることで、地域電力を「チーム新潟」として立ち上げ、継続的に取り組んでいる点にあります。
また、「新潟でんき」の契約件数に応じて販売収益から基金に積立て、地域の中で支援が必要な団体や個人の「地域でがんばる人たち」へ支援・寄付を行っています。

新潟でんき基金ページ http://niigatadenki.com/?page_id=440

■新潟エナジー株式会社について
「地元に根差し、地元を愛し、ともに喜び、ともに栄える」を理念に、持続的な社会貢献活動を実現することを目指す新電力事業の会社です。


【会社概要】

会社名:新潟エナジー株式会社(2017年10月設立)
所在地:951-8056 新潟市中央区花町2069 新潟花町ビル5F
代表者:佐々木 拓海
URL:https://www.niigatadenki.com/
事業内容:新電力事業(小売)

Twitter ハルオくん|#新潟でんき(@haruo_niigata)
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LINE公式アカウント:新潟でんき

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